沖縄県恩納村にあるTHE GARLIC SHRIMPのオーナーが、ガーリックシュリンプについてご説明します!
ガーリックシュリンプの発祥地ハワイ・ノースショアとカフクの歴史
ガーリックシュリンプは、ハワイ・オアフ島北部に位置するサーフィンの聖地、ノースショアにあるカフクという街で誕生しました。この地域では1970年代からエビの養殖が盛んであり、エビを使った料理としてガーリックシュリンプが誕生した背景があります。
サーファーのためのプレートランチ『ガーリックシュリンプ』誕生秘話
ハワイ・オアフ島北部ノースショアにあるカフクで生まれたガーリックシュリンプは、サーファーが手軽に食べられるプレートランチとして人気を集めました。大ぶりのエビにガーリックたっぷりのソースを絡め、バターとオイルで香ばしく炒めたこの料理は、瞬く間に広まりました。
ワゴン販売から広がったハワイの人気フード
ガーリックシュリンプは、当時カフク周辺でワゴン車を使った移動販売が行われていました。これが地元民に広まり、現在ではハワイ全土、特にノースショアやワイキキの名店で提供されるほどの人気フードとなっています。
ガーリックシュリンプの食べ方&殻付きエビの楽しみ方
ガーリックシュリンプは殻付きで提供されるのが一般的です。THE GARLIC SHRIMPでも同様に殻付きで提供しております。エビの殻や尻尾もそのまま楽しむことができます。食べ方はお好みに合わせて選べるのが魅力です。
手づかみで豪快に食べるのがガーリックシュリンプの醍醐味ですが、当店ではお箸なども用意しておりますのでご安心ください。殻が苦手な方は、殻をとって食べるのもお好みです。ただし、エビの殻には豊富な栄養素が詰まっていると言われています。
シュリンプの殻に含まれる豊富な栄養価
ガーリックシュリンプで提供するエビの殻には豊富な栄養素があると言われています。
①キチン・キトサン
動物性食物繊維で、コレステロールの吸収を抑え、悪玉コレステロールを下げる効果があると言われています。また、免疫活性作用や肥満防止、整腸作用などもあると言われています。
②カルシウム
ご存知のカルシウムには、骨や歯の形成に必要な栄養素で、骨粗しょう症の予防や足のつりを抑える働きがあると言われています。
③アスタキサンチン
エビの赤い色のもとになっている色素で、強い抗酸化作用があると言われています。動脈硬化や老化の予防、免疫力強化、糖尿病予防、美肌効果などさまざまな症状に効果があると言われています。
シュリンプの殻には、これらの豊富な栄養素が含まれているため、殻ごと食べることで美容と健康に良い効果が期待できますよ!
エビの種類とその違い「Shrimp、Prawn、Lobster」とは?
エビの呼び方には、サイズによって「Shrimp(シュリンプ・小エビ)」「Prawn(プローン・大きめのエビ)」「Lobster(ロブスター)」などの違いがあります。ザ・ガーリックシュリンプでは、満足感を提供するために、プローンに近い、シュリンプよりも大きめのエビを使用しています。
ガーリックシュリンプをご自宅で!簡単レシピと調理のコツ
じつはガーリックシュリンプはご自宅でも簡単に作れます。新鮮なエビをたっぷりのオイルとガーリックで炒めるだけで、風味豊かな料理が完成します。エビの殻から出る旨味が料理の美味しさを引き立ててくれますよ!
余談ですが、休日のオーナーは、揚げたエビに塩とレモンだけの味付けと、塩おむすびをセットで食べる、ソルトレモンシュリンプが大好きです。シンプルすぎてメニューとしては提供しておりません。